今年4月から日米間で審議がなされてきた日米貿易協定ですが、協定内容が国会で承認され、2020年1月1日から発効することになりました。その内容について簡単に触れて、その問題点を挙げていこうと思います。そして今後TAGからFTAに発展していった先の危険性について詳しく見ていきます。
今年4月から日米間で審議がなされてきた日米貿易協定ですが、協定内容が国会で承認され、2020年1月1日から発効することになりました。その内容について簡単に触れて、その問題点を挙げていこうと思います。そして今後TAGからFTAに発展していった先の危険性について詳しく見ていきます。
2018年3月8日にチリで署名式が行われることになったCPTPP(包括的および先進的環太平洋連携協定)。CPTPPはいわば新しいTPPのことです。
従来のTPPは2016年2月にニュージーランドで署名式が行われましたが、その頃はオバマ政権時代でアメリカを含む12カ国でした。
しかし、トランプ政権に変わってからアメリカがTPPから離脱し、TPP発効は一旦頓挫したものの、アメリカ抜きの11カ国で新しくCPTTPとして話が進められています。
協定11カ国:日本、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ペルー、チリ、メキシコ、カナダ
アメリカが入っていた頃のTPPと内容が異なる部分もあるので、それをまとめた上でメリットとデメリットを挙げていきます。