石油枯渇後の代替策。飛行機、プラスチックはどうなる?

20世紀以降、世界経済は石油に大きく依存しており、車のガソリン、プラスチック、私たちの生活に身近にあります。

 

その石油がいつなくなるかという議論は色々ありますが、じゃあ実際問題なくなった後の代替案に関する議論は比較的少ないように思います。

 

代替エネルギーに関してはよく言及されますが、プラスチックの代わりについてだったり、車は電気で動くからいいとしても飛行機は他の燃料で飛べるのかといった議論はあまりないのではないでしょうか?

 

ということで今回は石油がなくなった後の代替案について色々見ていきたいと思います。

 

 

ガソリンで動く車や飛行機はどうなる?

 

石油がなくなるとまずガソリンスタンドがなくなり、ガソリンで動く車が使えなくなることになります。

 

ですが皆さんご存知の通り、電気自動車がすでに開発されています。

 

トヨタやテスラ・モーターズが開発と販売に力を入れていることで有名ですよね。

 

では飛行機や船などはどうなるのでしょうか?

 

これもまた代替案があるようです。

 

例えば、航空会社のANA2020年までに次世代航空機燃料としてバイオジェット燃料導入を目標としています。

 

バイオジェット燃料とはバイオマス燃料のことで、都市ゴミ、非食料植物、糖、アルコール、藻類が燃料材料になります。

 

これが実現すれば良い循環システムが生まれます。

 

また、アラスカ航空は森林伐採で生じた不要な木材をバイオ燃料として商業用航空ですでに使ったことがあります。

 

→アラスカ航空のバイオ燃料航空について

 

世界の先端技術のトレンドを見る限り飛行機もまた原油がなくても稼働可能なようです。

 

自然に還る次世代プラスチック

 

では次にプラスチックについて見ていきましょう。

 

プラスチックもまた石油由来で作られていることはご存知かと思います。

 

この現代社会においてあらゆる生活場面でプラスチックが浸透しており、それが急になくなると言われたらかなり不便だと感じると思います。

 

プラスチックは確かに便利ですが、自然に還らないために環境にとっては良くありません。

 

だからと言ってそれ無しの生活も難しいところです。

 

その板挟み状態を解消するのが、自然に還る次世代プラスチックです。

 

それは石油由来ではなく植物由来のバイオプラスチックで既に市場に出回っています。

 

トウモロコシやひまし油、麻などからバイオプラスチックが作れます。

 

植物由来なので自然に還るもので、現状のプラスチックによる環境破壊問題もクリアできます。

 

これらの市場シェアが広がっていくのは時間の問題でしょう。

 

アスファルト道路はどうなる?

 

アスファルトとは原油を蒸留した際の残油のことで、日本においては現在アスファルト道路が主流です。

 

ですが原油そのものが枯渇すればアスファルト道路はこれ以上作れなくなります。

 

ではその代替案は何かと言えば、以前からあるコンクリート道路(セメントで砕石・砂を結合させた道路)は原油が枯渇してもつくれますのであまり心配することではないようです。

 

以上のように石油がなくても現代の経済は継続することができるようです。もちろん効率面でいえば原油がある方がいいのかもしれませんが、技術革新により原油以上に生産効率などを高めていくことも可能でしょう。

 

なんにせよいつかは枯渇するものなので、それに依存する経済からの脱却が必要で、それが今重要な課題であるということです。

 

それは企業努力だけでなく、消費者側の意識も大事です。

 

例えば、従来のプラスチックではなくバイオプラスチックを購入するなどして次世代型の環境に優しい企業を応援することで、生産者側もその開発をさらに進めることができ、そういう市場ができると新しい企業もどんどん参入してきます。

 

どこでそういうものが手に入るのかは調べてみると色々出てきます。

例:バイオプラスチック製のボトルの販売サイト

http://www.glory-techno.com/originalbottle.html

 

また市によってはバイオプラスチック製のゴミ袋を使用している例もあり、身近な生活に徐々に浸透してきています。

 

このように世界は徐々に脱石油化に向かいつつあるようです。

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